Excel関数一覧

ACCRINT関数

ACCRINT関数は定期的に利息が支払われる証券の未収利息額を返します。

書式=ACCRINT(発行日,初回利払日,受渡日,利率,額面,頻度,基準)
戻り値定期的に利息が支払われる証券の未収利息額を返します。
引数発効日証券の発行日を指定します。
初回利払日証券の利息が最初に支払われる日付を指定します。
受渡日証券の受渡日を指定します。受渡日とは、発行日以降に証券が買い手に引き渡される日付です。
利率証券の年利を指定します。
額面証券の額面価格を指定します。額面を省略すると、$1,000 を指定したと見なされます。
頻度年間の利息支払回数を指定します。年 1 回の場合は頻度 = 1、年 2 回の場合は頻度 = 2、四半期ごとの場合は頻度 = 4 を指定します。
基準計算に使う基準日数を示す数値を指定します。
0または省略 30 日/360 日 (NASD 方式)
1実際の日数/実際の日数
2実際の日数/360 日
3実際の日数/365 日
430 日/360 日 (ヨーロッパ方式)
使用例定期利息付債権の利息を求める。

①「発行日」2008/3/1 、②「初回利払日」2008/8/31、③「受渡日」2008/5/1、④「利息」10.00%、⑤「額面価格」$30,000、⑥「頻度(年間の利払い回数)」 2 回、⑦「基準」に NASD方式 を指定して定期利息付債権の利息を求めています。

⑧の入力値 =ACCRINT(B1,B2,B3,B4,B5,B6,B7)
=ACCRINT関数の使用例
関連関数説明
ACCRINT定期的に利息が支払われる証券の未収利息額を返します。
PRICE定期的に利息が支払われる証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返します。
ODDFPRICE1 期目の日数が半端な証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返します。
ODDFYIELD1 期目の日数が半端な証券の利回りを返します。
ODDLPRICE最終期の日数が半端な証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返します。
ODDLYIELD最終期の日数が半端な証券の利回りを返します。
YIELD利息が定期的に支払われる証券の利回りを返します。