CUMIPMT関数

CUMIPMT関数は開始から終了までの期間内で貸付金に対して支払われる利息の累計を返します。

書式	=CUMIPMT(利率,期間,現在価値,開始期,終了期,支払期日)
戻り値	開始から終了までの期間内で貸付金に対して支払われる利息の累計を返します。
引数	利率	貸付期間を通じて一定の利率を指定します。
	期間	貸付期間全体での支払回数の合計を指定します。
	現在価値	現在の貸付額、つまり将来行われる一連の支払いを、現時点で一括支払いした場合の合計金額を指定します。
	開始期	計算の対象となる最初の期を指定します。最初の期から順に、1 から始まる番号が割り当てられます。
	終了期	計算の対象となる最後の期を指定します。
	支払期日	支払いがいつ行われるかを、数値の 0 または 1 で指定します。
		0	各期の期末
		1	各期の期首

使用例	開始から終了までの期間内で貸付金に対して支払われる利息の累計を求める。
①「利率」5.00% 、②「期間」12回、③「現在価値」300,000、④ ｢開始期｣ 1 、⑤｢終了期｣ 12 、⑥｢支払期日｣に期末を指定して開始から終了までの期間内で貸付金に対して支払われる利息の累計を求めています。 ⑦の入力値 =CUMIPMT(B1,B2,B3,B4,B5,B6)

関連関数	説明
EFFECT	実効年利率を返します。
NOMINAL	名目年利率を返します。
RATE	投資の利率を返します。
NPER	投資に必要な期間を返します。
PV	投資の現在価値を返します。
FV	投資の将来価値を返します。
FVSCHEDULE	投資期間内の一連の金利を複利計算することにより、初期投資の元金の将来価値を返します。
CUMPRINC	指定した期間に、貸付金に対して支払われる元金の累計を返します。
PMT	定期支払額を算出します。
PPMT	指定した期に支払われる元金を返します。
ISPMT	投資期間内の指定された期に支払われる金利を返します。
IPMT	投資期間内の指定された期に支払われる金利を返します。