DDB関数
DDB関数は倍額定率法により減価償却費を返します。
書式 | =DDB(取得価格,残存価格,耐用年数,期,率) | |
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戻り値 | 倍額定率法により減価償却費を返す。 | |
引数 | 取得価格 | 減価償却する資産を購入した時点での価格で指定する。 |
残存価格 | 耐用年数が終了した時点での資産の価格を指定する。 | |
耐用年数 | 資産を使用できる年数、償却の対象となる資産の寿命年数を、正の整数で指定する。 | |
期 | 減価償却費を求める期を、正の整数で指定する。 | |
率 | 償却率を正の整数で指定する。省略時は2が設定される。 |
使用例 | 倍額定率法により減価償却費を求める。 |
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①「取得価格」300,000 、②「残存価格」30,000、③「耐用年数」10年、⑤「率」 200%で④「第1期」の⑥減価償却費を倍額定率法で求めています。 ⑥の入力値 =DDB(B1,B2,B3,B4,B5)
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関連関数 | 説明 |
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AMORDEGRC | 減価償却係数を使用して、各会計期における減価償却費を返します。 |
AMORLINC | 各会計期における減価償却費を返します。 |
DB | 定率法 (Fixed-declining Balance Method) を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返します。 |
SLN | 定額法を使用して、資産の 1 期あたりの減価償却費を返します。 |
SYD | 級数法を使用して、特定の期における減価償却費を返します。 |
VDB | 倍額定率法または指定した方法を使用して、指定した期間における資産の減価償却費を返します。 |