Excel関数一覧

TREND関数

TREND関数は重回帰分析で予測値を返します。

書式=TREND(既知のy,既知のx,新しいx,定数)
戻り値重回帰分析で予測値を返します。
引数既知のy既存のyの値を配列またはセル範囲で指定する。y=mx+bという関係になる。
既知のx(省略可)既存のxの値を配列またはセル範囲で指定する。省略時は「既知のy」と同じ大きさの配列を指定したことになる。
新しいx(省略可)予測に使用するxの範囲を配列またはセル範囲で指定する。省略時は「既知のy」と同じ大きさの配列を指定したことになる。
定数定数bを0にするか以下の論理値で指定する。
TRUE切片bの値も計算する。
FALSE切片bが0となり、y=mxとなるようmの値を調整する。
使用例1月~7月の売上高から8月の予測売上高を求める。

①1~7月と対応する②売上高を入力して③8月の④予測売上高を求めています。

④の入力値 =TREND(B2:B8,A2:A8,A9)
TREND関数の使用例
関連関数説明
COVAR共分散を返します。共分散とは、2 組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です。
CORREL2 つの配列データの相関係数を返します。
FISHERフィッシャー変換の値を返します。
FISHERINVフィッシャー変換の逆関数の値を返します。
FORECAST既知の値を使用し、将来の値を予測します。
STEYX回帰直線上の予測値の標準誤差を返します。
INTERCEPT線形回帰直線の切片の値を返します。
SLOPE回帰直線の傾きを返します。
LINEST回帰直線の係数の値を配列で返します。
GROWTH指数曲線から予測される値を返します。
LOGEST回帰指数曲線の係数の値を配列で返します。
PEARSONピアソンの積率相関係数 r の値を返します。
RSQピアソンの積率相関係数の 2 乗値を返します。