IRR関数

IRR関数は指定した配列またはセル範囲のキャッシュフローに基づいた内部利益率を返します。内部利益率を計算するには、正の値と負の値が範囲に少なくとも1つ含まれている必要があります。

書式	=IRR(範囲,推定値)
戻り値	指定した配列またはセル範囲のキャッシュフローに基づいた内部利益率を返す。
引数	範囲	キャッシュフローの値の範囲を配列またはセル範囲で指定する。
	推定値	内部利益率の推定値を指定する。通常省略する。省略した場合は10%が設定される。

使用例	内部利益率を求める。
①初期投資額を含む1年目～5年目の収益を指定して②内部利益率を求めています。 ②の入力値 =IRR(B1:B6)

関連関数	説明
XIRR	定期的でないキャッシュ フローに対する内部利益率を返します。
MIRR	定期的に発生する一連の支払い (負の値) と収益 (正の値) に基づいて、修正内部利益率を返します。
NPV	定期的に発生する一連の支払い (負の値) と収益 (正の値)、および割引率を指定して、投資の正味現在価値を算出します。
XNPV	定期的でないキャッシュ フローに対する正味現在価値を返します。