BETADIST関数
BETADIST関数はβ分布の累積分布関数の値を返します。β分布は、複数の標本を対象に割合の変化を分析する場合などに使用します。
書式 | =BETADIST(x,α,β,A,B) | |
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戻り値 | β分布の累積分布関数の値を返します。 | |
引数 | x | 区間 A~B の範囲で、関数を使用して検証する瞬間を指定する。 |
α | 確率分布に対するパラメータを指定する。 | |
β | 確率分布に対するパラメータを指定する。 | |
A(省略可) | x の区間の下限を指定する。省略時には0となる。 | |
B(省略可) | x の区間の上限を指定する。省略時には1となる。 |
使用例 | β分布の累積分布関数の値を求める。 |
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①「x」 2 、②「α」 7 、③「β」 10 、④「A」 1 、⑤「B」 3 を入力して⑥β分布の累積分布関数の値を求めています。 ⑥の入力値 =BETADIST(B1,B2,B3,B4,B5)
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関連関数 | 説明 |
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BETAINV | β分布の分布関数の逆関数の値を返します。 |
GAMMADIST | ガンマ分布関数の値を返します。 |
GAMMAINV | ガンマ分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。 |
GAMMALN | ガンマ関数 Γ(x) の値の自然対数を返します。 |