NPER関数
NPER関数は定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資に必要な期間 (支払回数) を返します。
書式 | =NPER(利率,定期支払額,現在価値,将来価値,支払期日) | ||
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戻り値 | 定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資に必要な期間 (支払回数) を返します。 | ||
引数 | 利率 | 投資の利率を指定します。 | |
定期支払額 | 毎回の支払額を指定します。投資期間内に支払額を変更することはできません。通常、定期支払額には元金と利息が含まれますが、そのほかの手数料や税金は含まれません。 | ||
現在価値 | 投資の現在価値、つまり、将来行われる一連の支払いを現時点で一括払いした場合の合計金額を指定します。 | ||
将来価値 | 投資の将来価値、つまり、最後の支払いを行った後に残る現金の収支を指定します。省略すると、0 を指定したと見なされます。たとえば、ローンなどの借入金の将来価値は 0 となります。 | ||
支払期日 | 支払いがいつ行われるかを、数値の 0 または 1 で指定します。省略すると、0 を指定したと見なされます。 | ||
0 または省略 | 各期の期末 | ||
1 | 各期の期首 |
使用例 | 投資に必要な期間 (支払回数) を求める。 |
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①「利率」5.00%、②「定期支払額」 -100、③「現在価値」-1,000、④「将来価値」100,000、⑤「支払期日」 1(各期の期末)を指定して⑥投資に必要な支払回数を求めています。 ⑥の入力値 =NPER(B1,B2,B3,B4,B5)
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関連関数 | 説明 |
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EFFECT | 実効年利率を返します。 |
NOMINAL | 名目年利率を返します。 |
RATE | 投資の利率を返します。 |
PV | 投資の現在価値を返します。 |
FV | 投資の将来価値を返します。 |
FVSCHEDULE | 投資期間内の一連の金利を複利計算することにより、初期投資の元金の将来価値を返します。 |
CUMIPMT | 指定した期間に、貸付金に対して支払われる利息の累計を返します。 |
CUMPRINC | 指定した期間に、貸付金に対して支払われる元金の累計を返します。 |
PMT | 定期支払額を算出します。 |
PPMT | 指定した期に支払われる元金を返します。 |
ISPMT | 投資期間内の指定された期に支払われる金利を返します。 |
IPMT | 投資期間内の指定された期に支払われる金利を返します。 |